MEDICAL

診療案内

aesthetic dentistry

審美歯科

審美歯科

口元の印象はその人の印象を大きく左右します。

欧米で最も美しいとされているのはナチュラルスマイルで、

自然にこぼれる笑みは美しい歯があってこそ成立します。

そのため欧米では審美歯科が発達してきました。

しかし、従来の保険内の治療法では

虫歯を削って歯の一部を貴金属で覆うため、

どうしても見栄えが悪かったり、

笑うときに気になったり、不自然になってしまいます。

当院では、自然な歯に近い見た目を再現した

「セラミックによる審美歯科」にも対応しております。

治療に関してのご相談は、お気軽にお問い合わせください。

セラミック

セラミックをすすめる理由

保険治療では、見た目・機能の全てを回復するのには限界があり、使用する材料や方法がある程度決められてしまっています。

セラミック治療は、美しく、丈夫であり、歯との親和性の高いセラミックという素材を使用します。保険の素材より美しく、長持ちすることからセラミック治療をおすすめします。

メリット

白さを維持できる

保険治療の範囲内でも、白い素材を選択できますが、

これらの材料はセラミックに比べて早期に変色しやすく、治療で交換するペースも早くなってしまいます。

セラミックは長期的にみても変色せず使用することができます。

二次的な虫歯になりにくい

セラミックは長期的に使っていても変形せず、段差やスキマができ、二次的な虫歯になりにくいと言われています。

審美性が高い

セラミックは、天然の歯と同じような色調やグラデーション、ツヤ感を再現することができます。

金属アレルギーの心配がない

セラミック治療では基本的に金属を使いません。

そのため金属アレルギーの方にも安心して使用することができます。

デメリット

割れることがある

セラミックは、陶器と同じような硬さですが、茶碗のように割れてしまうこともあります。

また、歯ぎしりや歯を食いしばるくせがある方は、割れてしまうことがあります。

費用が高い

セラミック治療は保険適応外の治療のため、保険の治療と比較して費用が高いことがデメリットとして挙げられます。

しかし、保険治療の銀歯などはセラミックに比べて寿命が短いのも事実です。

その点も考慮すると、セラミック治療が必ずしも高額だとは言い切れません。

歯の神経を抜く処置が必要な場合がある

セラミックが割れないようにするためには、厚みが必要なため歯を削る量が多くなります。

通常、神経治療をする必要がなくセラミックのかぶせ物をする事ができますが、

歯によっては神経までの距離が近くなり、神経を抜く処置が必要になる場合があります。

しみたり・噛んで痛い等の症状がある場合も、神経治療をする事があります。

当院のセラミック治療

セラミックインレー

インレーとは虫歯を削り取った後に埋める詰め物のことです。

保険治療のインレーには金属が使用されている為、口を開けた時に銀が目立ってしまい見た目がよくありません。また、金属は不安定で体に蓄積する恐れがあり、様々な病気を引き起こす原因として疑われております。

当院ではe-maxシステムで作られる「二ケイ酸リチウムガラス」という素材のインレーをお勧めしております。

色は自然の歯に限りなく近く、透明感があり、丈夫です。この治療によって、より自然な歯にすることができます。

セラミッククラウン

クラウンとは、虫歯を削り取った後の歯を全体的に覆う被せ物のことです。

セラミックを使用することにより、貴金属等では得ることのできなかった、

透明感のある白い歯を取り戻すことができます。

金属を使わないので見た目が美しいだけでなく、

セラミックインレーと同様に害が少ない材料です。金属アレルギーの方にも安心してお使いいただけます。

受動的放出遅延によるガミースマイル

Alterd passive eruption(受動的放出遅延)とは、不完全な歯牙萌出のことをいいます。それにより歯が短く見えるため相対的に歯茎の部分が目立ってしまいます。ですから、歯を覆っている組織を切除すれば解決することもあります。歯は写真の様に骨から、歯冠が露出しております。

骨から歯冠部が完全に露出している場合(骨の高さが図のオレンジ色の実線)は、歯肉のみの切除で可能な場合が多いと考えます。ただし、歯冠の一部が骨内にある場合（骨の高さが緑色の破線）は、併せて骨の切除形成を行わなければならないこともあります。どちらにしても切除しすぎないように気を付けなければなりません。後日、微調整が必要となるかもしれません。

微調整がなければ、前者で2週間、後者で数か月の治癒期間が必要と考えて下さい。ガミースマイルの原因として骨格自体が原因の場合もあります、その場合は歯科矯正治療や骨切除などの形成手術が必要な場合もあります。患者さんでは判断し難いと思いますので歯科で相談されるのも一つの方法と考えております。